1.角材納入
主にカナダより仕入れた栂材を角材に材木問屋に製材までしてもらい、納入されます。
2.表面削る前の角材表面
納入された角材の表面は、がさがさで粗い状態です。
3.プレナーによる削り出し
角材をプレナーと呼ばれる上下に回転する刃物が付いている機械で、ゆがみなどを修正し、真直ぐで既定のサイズになるまで削り出します。機械ですが刃の出方の調整が難しく、熟練の技が必要です。
4.プレナー加工後の角材表面
プレナー加工をすることで、きれいな木肌が現れます。ゆがみもなくなり真直ぐな角材になります。
5.長さ止め
昇降盤を使って、角塔婆独特の頭の型をある程度作っていきます。この段階ではまだ切りっぱなしであまり美しい形ではありません。
6.頭付け
頭の部分が直線の角塔婆もありますが、弊社は見た目にもこだわり、あえて手間のかかるラウンド型にしております。
7.型どり
創業以来受け継がれた門外不出の型を使って、切り出す位置にしるしをつけていきます。頭の部分が直線の角塔婆もありますが、弊社は見た目にもこだわり、あえて手間のかかるラウンド型にしております。
8.削り出し
角塔婆を製作するうえで最も難しく、失敗の出来ない作業です。しるしを付けたところをノミ一本で削っていきます。この道45年の職人が担当します。
9.完成
最後に表面をかんな掛けし完成となります。この後、厳重に梱包しお客様の元へと出荷致します。