創業明治十五年 卒塔婆・角塔婆・墓標・経木塔婆 「卒塔婆屋さん」本店

目次

1. 御朱印とは何か(歴史的背景や宗教的意味)

御朱印(ご朱印)とは、本来は寺社に参拝した証としていただける印章・印影のことです。いわば「寺社とご縁を結んだ証」であり、朱色の社寺印と墨書によって寺社名や参拝日、ご本尊や御祭神の名前、奉拝などが記されています。もともとは平安時代、寺院に写経を納めた際の受取証(御納経の証)として発祥したとされ、「御朱印を受ける=納経する」という意味合いを持っていました。その後、時代を経て神社にもこの習慣が広まり、江戸時代中期頃から現在のように参拝すれば誰でもいただける形に一般化したと言われます。

現代では納経をしなくても参拝の証明として朱印をいただけるようになり、多くの人に親しまれています。しかし御朱印は決して「スタンプラリー」のようなものではなく、神仏の分身・御神徳が宿る貴重なものとされています。実際、朱印にはご本尊を表す梵字が入ることも多く、授与されるお札(御守り)と同等と考えられます。そのため家庭では御朱印帳を神棚や仏壇に保管する人もいるほどで、粗末に扱うべきではありません。昨今の御朱印ブームで若い世代や外国人観光客にも人気が高まっていますが、御朱印をいただく前には必ず参拝し、感謝と礼儀の気持ちをもって丁重に扱うことが大切です。

2. 御朱印帳の基本(種類、サイズ、価格帯、デザイン、購入場所)

御朱印帳(ご朱印帳)とは、いただいた御朱印を貼ったり直書きしてもらったりするための専用帳面です。大正時代頃に現在主流の蛇腹式(じゃばら式)=屏風折りの和紙に厚手の表紙を付けた形が生まれ、昔ながらの和綴じ製本タイプも含め様々な形式があります。サイズは主に2種類が一般的で、縦約16cm×横11cmほどのコンパクトな定番サイズと、縦約18cm×横12cmほどの大判サイズがあります。小型は持ち運びやすく、大判は見開きで大きな朱印や複数の印を押してもらうのに適しています。近年では更に大型の見開き専用帳(B5相当)やページ数を増やした厚手タイプ、細長い御首題帳(日蓮宗向けの9×18cm)なども市販されています。

御朱印帳の価格帯はデザインや購入場所によって幅がありますが、一般的な相場は約1,000~3,000円です。シンプルな布地表紙のものは比較的安価(1,000円前後)で、各寺社の授与所や文具店などで購入できます。一方、金箔押しや刺繍など特別な装飾が施されたもの、有名寺社の限定デザイン御朱印帳などは3,000円以上することもあります。ファッショナブルなデザイン重視の新製品は若干高めになりがちですが、その分個性的な一冊を選ぶ楽しみがあります。

デザインは伝統的な和柄から現代風のキャラクターコラボまで実に豊富です。表紙素材も布地(木綿・友禅和紙・西陣織など)や和紙、木製など様々で、京都・伊勢木綿・松阪木綿といった地域の伝統工芸生地を使ったものも人気です。近年はハローキティやマイメロディなどのキャラクターコラボ御朱印帳、墨絵アートやご神仏の絵入りのもの、刺繍やビーズで豪華に装飾したものまで登場し、コレクションアイテムとしても魅力的です。実際、専門店HollyHockでは700種類以上もの御朱印帳を揃えており、カバーやポーチなど関連アイテムも充実しています(※御朱印帳専門店サイトより)。

購入場所も多岐にわたります。もっとも一般的なのは参拝先の寺社の授与所で、その寺社オリジナルの御朱印帳を授与してもらう方法です。大きな神社仏閣では社殿やご神木をあしらった限定デザインの御朱印帳が用意されていることが多く、その場でしか手に入らない記念の一冊になります。他にも文具店・雑貨店では専用コーナーを設置しているところもあり、東京の東急ハンズやロフト、大型書店の文具売場などで各種デザインの御朱印帳を手に取って選ぶことができます。また、無印良品でもシンプル無地の御朱印帳を販売しており、装飾を省いた落ち着いたデザインが好評です。さらにネット通販でも数多くの御朱印帳が入手可能で、楽天市場やAmazonではレビューで人気の商品がランキング上位に挙がっています。ネットでは地域限定デザインや過去の限定品が見つかることもありますが、あまりにも高額な転売品には手を出さないほうが無難でしょう。

3. 御朱印帳の選び方(初心者向け・こだわり派向け・外国人向け)

どの御朱印帳を選ぶべきかは悩みどころですが、ポイントは「サイズ・綴じ方・紙質・ページ数・表紙デザイン」を総合的に考えることです。初心者の方はまず持ち運びしやすい定番サイズで、書き心地の良い和紙を使ったものを選ぶと良いでしょう。表紙の柄は好みで構いませんが、最初の一冊は派手すぎず落ち着いたデザインが飽きずに使いやすいです。例えば紺地に社寺の紋や和柄をあしらったものなどは日本文化らしさもあり、初めての御朱印帳にぴったりです。参拝予定の寺社で購入するのも記念になっておすすめです(旅先で御朱印帳が入手できるか事前に確認しておくと安心です)。

こだわり派の方や既に御朱印集めを趣味にしている方は、用途に応じて複数の御朱印帳を使い分けるのも一案です。例えば「神社用」と「寺院用」で帳面を分けたり、御朱印のサイズが大きい寺社巡り用に大判サイズを用意したり、特定の巡礼(四国八十八ヶ所や西国三十三所など)専用の納経帳を別途用意するなどです。実際に「目的に合わせて御朱印帳を複数持つ」のは珍しいことではなく、自分だけのコレクションとして表紙デザインにもこだわって選ぶ楽しみがあります。装丁や紙質にも凝った高級仕様の御朱印帳や、職人による手作りのオーダーメイド品(例:「千年帳」など)も市販されていますので、長く続ける趣味としてお気に入りの一冊を追求してみるのも良いでしょう。

外国人観光客の方にも御朱印帳は人気が高まっており、日本旅行の記念として購入されるケースが増えています。外国人向けだからといって特別な仕様の御朱印帳があるわけではありませんが、日本らしい意匠の表紙はやはり喜ばれます。例えば桜や富士山、和紙の質感を活かした和柄デザインのもの、京都や浅草など土地の名前入り記念帳などが人気です。また言語の壁で参拝を戸惑わないよう、最初から寺社で購入して使い始めるのがおすすめです。明治神宮や浅草寺など外国人参拝者が多い寺社では英語の案内パンフレットを用意している所もありますし、実際に行列に並んで御朱印を受ける体験自体が旅の良い思い出になるでしょう。外国の方は漢字の形や筆文字の芸術性に魅力を感じると紹介されており、意味が分からなくても書の美しさを楽しんでいるようです。ぜひ世界に一つの「マイ御朱印帳」を手に、日本各地の寺社巡りを満喫していただきたいですね。

4. 御朱印のもらい方・マナー(受付方法、料金相場、会話例、意味)

御朱印は正式には「授与品」ですので、いただく際にはいくつかの基本マナーがあります。まず参拝を済ませたら、寺社の**授与所(朱印受付)**に御朱印帳を持参しましょう。神社では社務所、寺院では寺務所や納経所と呼ばれることもあります。近年は御朱印を求める人が増えたため、大きな神社仏閣では「御朱印受付」専用の窓口が設けられている場合も多いです。場所が分からないときは遠慮なく社務所の方に尋ねましょう。受付時間も事前に確認しておきたいポイントです(基本は朝9時~夕方16時頃が多いですが、寺社によって異なります)。

窓口に着いたら御朱印帳を開いて、書いていただきたい見開きのページを提示します。表紙カバーを付けている場合は、書き手が扱いやすいよう外してから差し出すのが親切です(ビニールカバーは外しておく方が望ましいでしょう)。順番待ちの列がある場合は静かに並んで待ちます。自分の番になったら係の方に「御朱印をお願いいたします」とひと言伝え、御朱印帳を渡します。神職・住職の方が直接書く場合もあれば、専門の担当職員の方が対応する場合もあります。通常はその場で墨書きと押印をしてくださいますが、繁忙期には番号札を渡され後で受け取るケースや、書き置きの紙を手渡され自分で後から貼る形式になることもあります。

初穂料・納経料(御朱印代)は一般的に300円程度が相場で、多くの神社仏閣はこの金額です。豪華な特別朱印や期間限定の書置き朱印などでは500円前後の場合もあります。中には「お気持ちでお納めください」として金額を定めず志納(しのう)をお願いする寺社もありますが、その場合も他の例を参考に300円程度を賽銭箱や受付に納めるとよいでしょう。支払いのタイミングは朱印帳を預ける際か、受け取る際に「○○円です」と案内されてからになります。小銭を用意し、そのまま直接手渡しで問題ありません(祝儀袋などは不要です)。複数の御朱印を同じ寺社でいただく場合(例:本殿と摂社で別々の朱印など)、希望する朱印があることを受付時に伝えて、書いていただいている間に次の朱印料を準備しておくとスムーズです。

御朱印を書いていただいている間は私語を慎み、静かに待ちましょう。毛筆で一画一画丁寧に墨書きし、朱印を押してくださっている間は写真撮影なども控え、書き手の手元を邪魔しないようにします。名前や由来を尋ねてみたい場合は、作業が終わって御朱印帳を返していただく際に簡単に質問するのは構いません。中には気さくに寺社の歴史や見どころを教えてくださる神職の方もおり、交流も御朱印巡りの醍醐味ですが、あくまで相手の状況を見て無理なお願いはしないようにしましょう。最後に御朱印帳を受け取ったら、「ありがとうございます」とお礼を伝えます。湿っている墨が乾くまではすぐに閉じず、頂いた半紙や和紙の敷き紙があれば挟んで保護します。以上が一連の流れです。

5. 注意事項(禁止行為、御朱印帳の宗派混合、転売・SNS投稿マナーなど)

御朱印は神仏からの授かりものでもあるため、マナー違反となる行為は慎んでください。まず大前提として、参拝せずに御朱印だけをもらうことは禁止です。御朱印は参拝の証であり、拝礼なく印だけ頂くのはマナー違反どころか本来あり得ない行為です。同様に「御朱印集めが目的」でお参りがおろそかになるのも本末転倒です。御朱印はあくまで信仰心に基づく尊い授与品であり、コレクションに熱中しすぎてご朱印そのものが目的化しないよう注意しましょう。

また、御朱印帳の使い方にもルールがあります。御朱印帳は専用の帳面であり、普通のノートやスタンプ帳に代用するのはマナー違反です。実際に正式な朱印帳を持参しない場合、スタンプラリー用の帳面や観光ガイドの余白などへの押印を断る寺社もあります。必ず御朱印帳を用意し、1ページに1寺社ずついただきましょう。他の用途で使ったノートなどに混在させるのも避けてください。

御朱印帳への記帳内容にも配慮が必要です。神社と寺院の朱印を同じ帳面に混在させることについては、多くの場合問題ありませんが、実は一部に慎重な考え方もあります。明治の神仏分離以降、神社とお寺の朱印は分けて持つことが推奨される風潮があり、特に日蓮宗系(法華宗)では他宗派の朱印が同帳にあると御首題を断られる場合があります。一般的な参拝ではそこまで厳格に意識する必要はありませんが、可能であれば神社用と寺院用で帳面を分けると安心です。少なくとも日蓮宗の御首題帳は他の朱印と混ぜないようにしましょう。

さらに、転売目的で御朱印を集める行為は言語道断です。限定御朱印のために長時間並んだり複数冊求めたりして、それをフリマサイト等で高額販売する事例も報告されていますが、神社庁も「転売目的の御朱印集めはマナー以前の問題」と強く非難しています。実際に御朱印帳自体を転売する例もあり、それによって他の参拝者が御朱印を受けられなくなる(頒布停止など)可能性も指摘されています。こうした非常識な行動は絶対に慎みましょう。また、ネットや書籍で見た御朱印と自分が頂いたものが多少異なるからといって不満を口にするのもマナー違反です。御朱印は手書きゆえに一つひとつ表情が違うものです。同じ寺社でも季節や行事で印影が変わることもありますので、「違う」とクレームを付けるのは御法度です。

最後に、御朱印のSNS投稿マナーについて触れておきます。御朱印自体は記念として撮影・公開しても構いませんが、あまりに自慢げに珍しい御朱印を投稿すると「ミーハーだ」「ご利益を理解していない」と反感を買う恐れがあります。実際、「御朱印ガール」がレアな御朱印を競うようにアップする風潮に批判的な声もあります。御朱印は本来、人に見せびらかすものではなく自分の信仰の証として大切に持つものです。SNSでは「こんな素敵な御朱印をいただけました」程度に留め、書いてくださった方や寺社への敬意を込めて紹介すると良いでしょう。特に書いている様子を無断で撮影してアップするのは失礼にあたるため避け、どうしても投稿したい場合は寺社の許可を得るようにします。

6. よくある質問(御朱印帳は複数持ってもいい?使い終わった後の処分方法など)

Q1. 御朱印帳は一人一冊でないといけませんか?複数持っても構いませんか?
A. 複数持っていても全く問題ありません。むしろ前述のように神社用・寺院用で帳面を分けたり、サイズ違いや用途別に何冊か併用している人も多いです。お二人で一冊を共有するケース(夫婦や親子で一冊など)もありますが、御朱印帳は基本的に個人ごとに持つことをおすすめします。というのも、参拝や御朱印の体験は本来お一人おひとりの信仰の証だからです。それぞれが自分の御朱印帳を持ち、各自の想い出として残す方が望ましいでしょう。ただし絶対の決まりがあるわけではないので、夫婦や家族で旅の記録として一冊にまとめたいという場合は、マナーさえ守れば差し支えありません。

Q2. 御朱印帳がいっぱいになったらどうすればいいですか?処分方法は?
A. 御朱印帳は大切な記録ですので、基本的には処分せず手元に保管しておく方がよいでしょう。たとえいっぱいになっても、それは自分が巡った信仰の軌跡ですから、アルバムのように大切に保管してください。どうしても処分したい事情がある場合は、一般の紙ゴミとして捨てるより寺社でお焚き上げ供養してもらうことをおすすめします。神社の朱印がある御朱印帳は神社へ、お寺の朱印があるものは寺院へ持参し、古いお札やお守りと同様にお焚き上げしていただけます(神社で毎年1月に行われるどんど焼き等でまとめて焼納する方法もあります)。実際、「御朱印帳は冥土に唯一持っていけるもの」とも言われ、生涯の御利益として棺に一緒に納める方もいます。過去に筆者の親族でも集めた御朱印帳を2冊、亡くなった際に棺に納めました。それほどまでに御朱印帳は信仰の証として尊いものです。どうしても手放す場合は感謝の気持ちを込め、しかるべき方法で処分すると良いでしょう。

Q3. その他、御朱印や御朱印帳に関する素朴な疑問

  • 「同じ寺社で何種類も御朱印をもらってもいいの?」 – 寺社によっては複数の御朱印を扱っています。例えば神社では摂社・末社の分や、寺院でも御本尊と別堂の御朱印、ご詠歌の朱印など様々です。基本的に案内板に種類が書かれている場合は希望すれば複数いただけますが、1度の参拝で大量の朱印を求めるのは避け、常識の範囲でお願いしましょう。
  • 「御朱印は全国どこの寺社でももらえるの?」全ての寺社で行っているわけではありません。無人の神社や小規模なお寺では対応していなかったり、一時的に中止している場合もあります。事前に公式サイトや現地掲示で御朱印対応の有無や時間を確認すると安心です。
  • 「書いてもらった御朱印を汚さない保管方法は?」 – 乾いた後はビニールカバーや御朱印帳ケースで保護しましょう。市販の透明カバーを掛けておけば、雨天の参拝や持ち運びでも汚れにくくなります。自宅で保管する際は直射日光や湿気を避け、本棚や桐の箱などにしまっておくと良いです(桐箱は防湿性が高く理想的と言われます)。何冊もある場合は100円ショップのブックエンド等で整理すると便利です。

7. 地域別に見る特徴的な御朱印・人気の寺社

日本各地には個性豊かな御朱印をいただける寺社が数多くあります。ここでは例として「京都」「鎌倉」「東京」の代表的な寺社と御朱印の特徴を紹介します。

  • 京都エリア:京都は古都らしく伝統的な寺社が集中しており、御朱印巡りにも大人気の地域です。中でも清水寺伏見稲荷大社は定番中の定番でしょう。清水寺では本堂(清水の舞台)でいただける御朱印のほか、境内の奥之院や大悲閣など複数のお堂それぞれに朱印があります。伏見稲荷大社は全国稲荷神社の総本宮で、御朱印は本殿横の授与所・奥社奉拝所・御膳谷奉拝所の3箇所で頂け、それぞれデザインや墨書きが異なるのが特徴です。例えば奥社では千本鳥居を抜けた先にあることから墨書きに「奥社奉拝所」と入り、山頂近くの御膳谷では通常の「奉拝」ではなく**「登拝」の文字が使われています。また京都ならではのユニークな例として、陰陽師・安倍晴明を祀る晴明神社の御朱印は中央に五芒星(☆)の朱印が押される点が有名です。星型の御朱印や星紋入りの御朱印帳は「魔除けになる」として人気が高く、京都土産に求める人もいます。他にも八坂神社**(祇園祭で有名。力強い筆致の御朱印)、北野天満宮(学業の神様。梅の花の印が入ることも)、貴船神社(縁結びのパワースポット。水に浮かべて文字が浮き出る「水御朱印」を期間限定頒布)など、京都には書き手のこだわりや遊び心を感じる御朱印が多数あります。
  • 鎌倉エリア:古都鎌倉も神社仏閣の宝庫で、御朱印巡りファンに人気のスポットです。鎌倉を代表する神社鶴岡八幡宮では、「八幡宮」の力強い墨書きと鳩の印が押されたオーソドックスな御朱印を頂けます。鎌倉五山の寺院もそれぞれ趣向を凝らしており、例えば建長寺では禅宗らしく墨書き中央に大きく「心」の一字が記された御朱印が印象的です。観音巡りで有名な長谷寺(長谷観音)は四季折々の花が美しいお寺で、特に梅雨時期のあじさい柄の限定御朱印が有名です(色紙に書かれた書置き朱印で、淡い紫陽花のスタンプがあしらわれています)。鎌倉の七福神めぐりでも、各寺社で恵比寿や大黒天など七福神の御朱印が頂け、専用色紙に集める人も多いです。少し足を延ばして江の島の江島神社では龍神をあしらったかっこいい御朱印、寒川町の寒川神社では八方除けで知られる神社らしい力強い御朱印がいただけます。鎌倉周辺は社寺が密集しているので徒歩で巡りやすく、それぞれ特色ある御朱印との出会いが楽しめるでしょう。
  • 東京エリア:東京は全国屈指の神社仏閣の参拝者数を誇る都市で、浅草寺や明治神宮など観光客にも人気の寺社では御朱印待ちの行列ができるほどです。浅草寺の御朱印は墨書きで「浅草寺」と大きく書かれ、朱印には浅草寺の山号である「金龍山」の印が押されます。シンプルながら風格あるデザインで、初めての御朱印に選ぶ人も多いです。明治神宮の御朱印は「明治神宮 御祭神 明治天皇 昭憲皇太后」といった文字がずらりと並ぶ独特の様式で、明治神宮ならではの荘厳さが感じられます。東京ならではのモダンな取り組みとして、秋葉原に近い神田明神はアニメとのコラボ御朱印帳を頒布したり、期間限定でラブライブ!のキャラクターが描かれた御朱印を出したこともあり、若い参拝者で賑わいました。また、東京十社や下町八社巡りなど都市型の巡礼もあり、指定の神社を巡って専用色紙に朱印を集める楽しみもあります。下町では牛嶋神社(墨田区)で可愛い牛の印が入った御朱印、鳥越神社(台東区)では大きな鳥の朱印が目を引く御朱印など、地域の特色や名前にちなんだ意匠が凝らされています。東京は新旧入り混じった土地柄だけに、伝統的な書風からポップなデザインまで御朱印のバリエーションも豊かです。

このように地域ごと・社寺ごとに御朱印のデザインや頂き方には特色があります。旅行の際にはぜひ各地の寺社に足を運び、その土地ならではの御朱印をいただいてみてください。御朱印帳片手に巡ることで、歴史や文化への理解が深まり、旅の思い出も一層色濃いものとなるでしょう。礼節を守りつつ、あなただけの御朱印巡りを存分に楽しんでください。📖✨

参考文献・情報ソース:


この記事を書いた人

DAISUKE YAJI 

プロフィール

1999年3月  筑波大学第一学群自然学類数学科卒業
1999年4月  株式会社セブン&アイHD入社
2011年10月 株式会社セブン&アイHD退社
2011年11月 有限会社谷治新太郎商店入社
2012年12月 有限会社谷治新太郎商店代表取締役就任
2019年    カラーミーショップ大賞2019にて地域賞(東京都)
2020年    カラーミーショップ大賞2020にて優秀賞
2023年   ネットショップグランプリにて特別賞授賞
2024年   次世代コマース大賞にて大賞授賞
義父・義母・妻・長男・長女・次女・猫3匹の大所帯
趣味はゴルフ、月1回はラウンドしています。

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