商品詳細
こちらの商品はメーカー取り寄せ品となります。
写経とは
写経とは仏教の修行の一つで、比較的誰でも始められる修行となります。もともとは、仏教の開祖であるお釈迦様の教えを書き残すことが目的でした。
日本に伝来すると国家の安寧祈願、極楽浄土への往生祈願、先祖供養などの手段となり、その後、精神鍛錬や仏の教えを理解する修行としても行われるようになりました。
673年には飛鳥の川原寺で大写経会開かれているので、この頃には日本でも写経が浸透したと言われています。
写経に使う道具
写経に使う道具は以下のとおりです
手本となる経典
写経用の用紙
文鎮墨
毛筆
最近は、もっと手軽に写経ができるよう、これらをセットで販売もされています。セットでなくても筆ペンなどを使えばお家でも行いやすいと思います。
写経の作法
写経は修行なので、正式な作法があります。
手と口を清める
清める手段は水で大丈夫ですが、お香を粉にした「塗香」を手に塗り込むとさらに良いでしょう。
経典を読む
用紙の置かれた机の前に正座をし、合掌で心を静めてから写経をする経典を読みます。
墨をすって書く
いよいよ写経に入ます。このとき重要なのは、姿勢で、書道と同じ様に背筋を伸ばして書かなければなりません。筆を垂直に持って1文字ずつ丁寧に書き写すのが基本となります。最も大切なことは字の上手い下手ではなく心を込めて書くというところです。心を落ち着かせ書けば、おのずと丁寧な字となります。
最後に
書き終えたら、間違いがないか確認してから合掌します。用紙を焼香の煙で清めてから寺に奉納して写経は終了となります。