材料について

こんばんは「卒塔婆屋さん」代表の谷治です。今日はバタバタしていてこんな時間の投稿になっていしまいました。さて今日は卒塔婆などの材料についてお話します。

卒塔婆の材質は

卒塔婆の材料として、最も一般的なのはもみの木です。もみの木は建材としては強度が弱く使われることはありません。200年以上前、私たちの工場のある日の出町(当時は大久野村?)には山に大量のもみが自生していたそうです。しかし、なかなか使いみちが無く、困っていたそうです。あるきっかけにより(詳細はこちらを御覧ください。)このもみの木で卒塔婆を作ることになったそうです。江戸の町に売りに行くとたいそう売れて、徐々に卒塔婆製造をする人が増えて行ったそうです。創業した人の名前がいまだに会社名のところも多くあります。弊社も法人名は谷治新太郎商店といい、創業者の名前です。はじめは林業の副業で卒塔婆を作っていたのですが、卒塔婆製造がメインになって行きました。

良質な卒塔婆は太いもみの木が必要とされます。しかし、もみの木は生育に時間がかかり卒塔婆材として適当な大きさになるまでに80年を要します。また、卒塔婆はものすごく売れたので、周囲の山は当然はげ山になってしまします。そこで、生育の早い杉の木を植林して行きました。今では、杉花粉を大量に飛散させ、問題になっています。工場の周辺は春先花粉で空が黄色く見えるほどです。

地元で徐々にもみの木が採れなくなってくると、今度は北は北海道から南は九州からもみの木を買い求める様になりました。その後、全国でももみの木が少なくなると、中国、ヨーロッパ、カナダなど外国から輸入するようになりました。「卒塔婆屋さん」の卒塔婆も現在材料は、ルーマニア、ドイツ、カナダから仕入れています。これらはもみの木の他似たような性質の白松やバルサムファー、スプルースなども含まれます。

多摩産材について

現在では周囲の山々は杉が大量に生えています。こんなに地元の山に杉が大量にあるのに、勿体ない、なんで輸入しているんだろうという思いもありました。また、山の仕事は非常にきつい割に収入も多くなく、若者に嫌われる仕事で、高齢化が進み手が入らなくなってきているということも聞かれました。最近では多摩地域の製材業者などが多摩産材をブランド化し、様々な取り組みを行う様になりました。こういった地道な活動のおかげで、若者の従事者も増えてきています。

「卒塔婆屋さん」では今年から多摩産材を使った卒塔婆の販売を始めました。私たちが多摩産材を使うようになることで、少しでも山に手が入り持続可能性を高めて行ければという思いがあります。杉の木は源平と呼ばれ赤身と白身が別れていたり、白いもみの木に比べ卒塔婆としては、人気は今ひとつです。しかし、非常に軽く、ほのかに甘い香りがして、材質としてはとても良いです。これからも、展示会などで積極的に多摩産材を使った卒塔婆をPRしていくつもりです。

多摩産材の認証マーク、「卒塔婆屋さん」の杉塔婆にはこのシールを貼って出荷します。
日の出町にある多摩産材の市場

材質ごとの違いについて

多摩産材杉塔婆

卒塔婆通販サイト「卒塔婆屋さん」

卒塔婆通販「卒塔婆屋さん」
「卒塔婆屋さん」では卒塔婆はもちろん、角塔婆、墓標、経木塔婆、護摩札、絵馬なども製造販売しています。卒塔婆は1本から購入でき無駄なく便利です。決済方法もAmazonPayや楽天Payといった素早く簡単に出来るものや、クレジットカード、請求書後払いなど幅広くご用意、お客様ごとのご都合に合わせて選んでいただけます。

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