こんばんは「卒塔婆屋さん」代表の谷治です。今日は完全OFFでした。普段は土日祝日も事務処理や倉庫整理をする日にしているので、完全OFFは珍しいです。

というわけで、家族と一緒にららぽーと立川立飛へ行ってきました。私は最近、個人の洋服だとかは全く興味が無く、個人的な買い物をすることはありません。会社の作業をより快適にするグッズはアマゾン、モノタロウ、アスクルなどのネット通販で済ませるので、ほとんどリアル店舗で買い物をすることは無くなりました。今回行った目的は家族の買い物と、ECサイトの勉強のためです。

どんなことがECサイトの勉強になるのか、これは店舗にたどり着くまでの道程にも沢山存在します。例えば道路標識であったり、ロードサイド店舗の看板であったり、これらは、車で一瞬で通り過ぎる間に正確に情報を伝える目的があり、詳細な説明することなく、簡潔に、シンプルに見る人に情報を伝達する必要があり、とても工夫されていると思います。標識なんて間違えて情報が伝われば、事故、人命にかかわりますから、とても考えられています、また車を運転している人が、日本人とは限らず、また、色の感じ方も異なる場合もあります。誰が見てみ瞬時に理解できる必要があります。このようなデザインはユニバーサルデザインと呼ばれます。背景色と文字の色のコントラスト、フォントの種類・大きさなどは最適化されています。

ECサイトにおいても、特にグローバルに展開する場合、どんなバックグランドを持った人でも理解できるデザインが必要となります。ECサイトを初めて作る場合にありがちなのは、デザインを個性的に、何処にもないお洒落なサイトにしてしまおうとすることが多々あります。もちろん顧客層を絞り込んで、ブランドイメージを打ち出したいなど明確な理由があればそれでも良いですが、余りにデザインにこだわるあまり、買いにくいサイトになってしまっては本末転倒だと思います。

スタンダードなデザインが売れると理解しても、サイトを作る方からすると葛藤があります。やはり、どうしてもデザインを良くしたいと思ってしまいます。私も葛藤があります。デザイン性の高いサイトを見ると憧れてしまいます。実際に様々なサイトで買い物をしてみると買いやすいサイトと買いにくいサイトが分かります。やたらフォントが小さいサイトや、送料などが分かりずらいサイト、明らかに国内向きなのに英語表記ばかりのサイトなど、本当に分かりづらいサイトも多いです。見た目はカッコいいですが。

また、サイト作成を外部業者に丸投げしている、特にデザインに特化した業者だと、売れるサイトを作るより、自分たちのデザイン性や技術力を誇示してしまう傾向があり、危険です。外注に出すにしても、ECサイトの構築に長けている、売れるデザインを熟知しているところが良いと思います。今は改善されましたが、セブンイレブンのコーヒーマシンが分かりづらいということが大変話題になったときがありました。このコーヒーマシンは某有名デザイナーによるものでしたが、余りにもデザインを洗練させた結果、消費者がついて行けず、結果店舗ごとにテプラで説明を貼りまくってしまい、デザインが台無しになってしまいました。デザインの敗北と言われてしまいました。この様な例は他にもたくさんあります。興味のある方は「デザインの敗北」で検索してみてください。ECサイトもデザインの敗北とならないよう充分な注意が必要です。他社のことだと確かにと思うけど、自社のこととなると意外と盲目的です。良いはずという思い込みがあります。全くサイト構築に関係ない第三者に実際に買い物をしてもらうなど常にテストをした方が良いと思います。

リアル店舗においても、勉強できることはたくさんあります。例えば、値札の位置やPOPの位置、案内板のデザインなどなど、ECサイトにも通じる部分です。リアル店舗であれば、インフォメーションがあり、わからなければすぐに聞けば解決も出来ます。ECサイトの場合、最近チャットシステムもありますが、それでも、ほとんどの場合、サイト内の案内に従って来訪者は自力で買い物を済ませなければならない場合がほとんどです。

来訪者が欲しい情報が適切なタイミングで、適切に表示されなくてはなりません。その店でしか買えない商品でない限り、少しでもほしい情報が見つからなければ、多くの場合、来訪者は帰ってしまいます。送料は、納期は、決済方法は、など購入する際に必ず必要となる情報は、特にすぐにアクセス出来る必要があります。カートに入れて、個人情報を入力してから分かるようでは遅いのです。リアル店舗でも決済方法が入り口に大きく表示されていると安心しますよね。個人経営の居酒屋などで、クレジットカードが使えるかどうかで安心感は段違いですよね、途中で現金しか使えないとなると緊張しますよね。手持ちが足りるか財布を確認しますよね。入り口に当店は現金のみとあれば、違いますよね。

結局はネット上のショップであろうとリアルな店舗であろうと、留意すべき点はほとんど同じです。最近は常にECサイトについて考えているので、プライベートで遊びに行っても、こういった事が気になります。こういう表現すると分かり易いと思えば、すぐに取り入れるようにしています。

お店ごとに様々な背景や工夫があることに想いを馳せるのも面白いです。

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