
こんにちは「卒塔婆屋さん」代表の谷治です。
今年も6月9日(水)~11日(金)10:00~17:00に東京ビックサイト青海展示棟にて開催される”エンディング産業展”に出展します。
コロナウィルスが相変わらず猛威を奮っていますが、感染症対策を十分に行ったうえでの開催となります。
エンディング産業展とは、人生のエンディングにまつわる事業者が一同に集まる展示会で、仏具店や墓石店などが出展します。
弊社は、今回のエンディング産業展は4回目となります。
出展者は伝統的な産業が多く、IT化が遅れている分野ではありますが、出展企業は時代にの流れから、IT化を推進している企業がとても多いです。
お葬式の際の遺影も今は写真ではなく、液晶モニターだったり、故人が生前に撮影した動画を流したり、とデジタル機器が活用されています。
最近は自分の葬儀を自分でプロデュースしたいという方も増えて来ており、生前に自分の葬儀に関して、祭壇のデザインや音楽なども決めておく、先程の動画も撮影しておく、また、それらの支援をする業者も増えてきました。
結婚式などは自分の好みで、設えを決めますが、葬儀は今まで、残された家族にまかせていた状況でした。
しかし、最後まで自分らしくありたいと、やはり葬儀でも自分で考えた内容にしたいというニーズがあるのでしょう。
棺桶や骨壷なども凄くデザインがかっこいいものやかわいいものが増えて来ました。展示会なので、コンセプト商品を展示されているとは思いますが、非常に多種多様なデザインで、洋服を選ぶような感覚で選ぶ人も多そうです。
どんなに医療や科学技術が発展しようとも、人が死ぬことは避けられません。
ダイバーシティー、多様性が尊重される時代において、今までの画一的なエンディングのあり方から、個人個人に則した、それぞれのエンディングのあり方というのは、今後ますます広がって行くと思います。