創業明治十五年 卒塔婆・角塔婆・墓標・経木塔婆 「卒塔婆屋さん」本店

少子化や人口の流出を背景に、檀家数の減少に悩むお寺も増えてきました。檀家寺の場合、お寺の運営には、ある程度の檀家数が必要です。社会情勢の変化による影響はある程度仕方がないとはいえ、現存の檀家さんとの良好な関係性は、今後ますます重要性を増していきます。

今回は檀家さんとの付き合い方を通して、これからのお寺の在り方について考えていきましょう。

新入壇・墓じまいで起きやすい、檀家さんとの「すれ違い」

総務省統計局によると、2022年8月の国内移動者の移動状況は市町村・都道府県間ともに前年同月に比べて増加しました。東京・名古屋・大阪の3大都市では、名古屋は862人の減少となったものの、東京では1,426人、大阪では311人増えています。

とはいえ、「大都会にだけ人が増えている」ということではありません。コロナ禍においてリモートワークや巣ごもり時間が増えたことで、若い世代の都会離れ・地方移住への関心が高まっている ことも指摘されています。都会も地方も、流動的な人の流れが激しくなっている、ということのようです。

人の移動が増えることは、お寺にとっては「新入壇・墓じまいが増える」ということでもあります。そうしたタイミングで、寺側と檀家さんとの考え方の違いが問題になるケースも耳にします。

まずは新入壇や墓じまいのときに起きやすい、檀家さんとのすれ違いについて見ていきましょう。

新入壇

地域に越してこられた方や結婚等で独立された方は、新しく家を持ちます。その時点で菩提寺を探される方はあまり多くありません。そこに生涯の生活の拠点を移された方は別として、単に独立された方や仕事の都合などでの移住では、最期までご自身ではお寺と縁を結ばれないこともあります。

そうした方がお寺とつながりを持つのは亡くなられた後、葬儀や墓の問題が出てきてからです。たいていの場合はご実家のご家族やご親族が死後の整理をされますので、その方の菩提寺にお墓が用意されます。

ただ墓の管理をされる方が遠くに住んでいる場合や故人の生前の生活圏にお墓を作る場合などは、新しい土地でお寺に入ることも珍しくありません。また、その土地に永住されるケースでは生前からお墓を持ち、お寺と関係を持たれることもあるでしょう。

そうした場合は、新しく菩提寺を選ぶことになります。立地や宗派、檀家さんとの付き合い方などを考慮し、その方にあったお寺を納得して選ばれる場合には特に問題は起きません。

しかし中にはお寺を「ビジネス」と考える方もいるようで、入壇を検討されている方から「葬儀や法事の見積書を出してほしい」というようなことを言われたというお寺の噂も聞いたことがあります。

また、「自身の菩提寺よりも管理費等が安いと聞いたので、墓を転移したい」とおっしゃる方もいるそうです。いずれの檀家さんも悪意はなく、お寺の在り方と現代の価値観とのすれ違いから起きる誤解があるのでしょう。

一般の業者であれば、見積りを比べてコストを考えるのは普通のことです。お寺は「ビジネス」ではないと言っても、なかなかピンと来ないこともあるのかもしれません。

在家の方も、お寺とどう付き合えば良いか混乱する時代になったのだと痛感いたしました。

墓じまい

新しくお寺に入られる方が入れば、なんらかの事情でお墓を移される方もいます。また、跡を継ぐ方がいなくなって墓そのものを閉じてしまうという方も少なくありません。こうした墓じまいの際に、やはり費用のことが問題になるケースもあるようです。

墓を移動する際には、僧侶がお経を上げます。そのお布施としていくらか包んでいただくのですが、お寺によってはそれと別に、「墓じまい料」を設定しているところがあります。この「墓じまい料」を転居する檀家さんが不要の出費と考えると、お寺との関係が悪くなるのです。

これも新入壇時の「見積書」と同様に、檀家さんがお寺の運営を「ビジネス」と見た場合のすれ違いです。お寺の仕事は、単にお経を上げたり、法要を行ったりするだけではありません。

朝夕の読経など、毎日の勤めはすべての檀家さんと亡くなられた方のご供養に繋がるものです。お布施はそうしたお寺の日々の務めを支えるためにいただくもので、決して法要の「対価」ではないのです。

「墓じまい料」とは、それまでお世話になったお寺の今後のために、最後のご挨拶の気持ちを包んでもらう、ということなのでしょう。それがうまく伝わらないと、転居する檀家さんには「墓じまい料」が「解約金」のように感じられてしまうのかもしれません。本来は払う必要のないお金、と思われてはお寺としても不本意です。

お寺の在り方とお布施の意味について、日ごろから檀家さんに良く理解していただく機会を設けることが重要になります。

他のお寺から檀家さんを引き抜くことはしない

檀家さんに誤解されやすいお布施ですが、その金額は近隣の地域内ではおおよそ同じ程度なのが普通です。どこかが突出して高いとか、安いとか、そういうふうにならないように調整しているところが多いのではないでしょうか。

そうした中でも、法要や葬儀の値段というのはなんとなく漏れ聞こえてくるものです。自分のところより隣のお寺の相場が低いとなれば、損をしているような気になる檀家さんが出てくるのもわからないではありません。

前述したように、お布施はお寺を支えるための資金です。1軒の檀家さんに負担していただく資金は、檀家数の多いお寺ほど融通が利くようになります。檀家数が少なければ、お布施としていただく金額も多少あがるということもあります。

もしも檀家さんが「お布施は少しでも安く済ませたい」と考えてお寺を選ぶようになれば、余裕のあるお寺ばかりに檀家さんが集中し、そうでないお寺ではますます負担を強いられるという悪循環に陥りかねません。

本来、お寺と檀家さんとのつながりは先祖代々受け継がれ、長い年月を経て培われるものです。時代が変わったとはいえ、お寺の基本的な考え方は変わりません。近隣のお寺と檀家さんの取り合いになるということは避けたいと思っています。

また、お寺と檀家さんとの間に物理的な距離がありすぎると縁遠くなり、やはりお寺の存在意義が薄れます。お盆やお彼岸のお墓参り以外にも、なにかの折に行ってみようと思える距離感が大切なのです。そういった意味でも、お寺が手の届く範囲で地域の中心になるように檀家さんを持っている状態が理想的なのです。

したがって、たとえば「法要が安いと聞いたから」「こちらのお寺のほうが立派だから」というような理由で転居を希望する方には、ご家族や菩提寺のご住職と良く話し合われるようにおすすめします。ただ檀家数が増えれば良い、というわけではないのが難しいところです。

檀家数を増やすことは、家の数を増やすこと

1軒のお寺が存続するには300軒の檀家さんが必要と言います。コロナ禍において法要数が減少したお寺も多く、実際には安定したお寺の運営を続けるためにはもっとたくさんの檀家さんが必要です。

檀家さんの数とはお墓の数、つまり家の数です。少子化や未婚世帯の増加で家そのものが減少している昨今では、お寺の檀家数も減少傾向にあります。

こんなとき、一般企業であれば集客に工夫して付加価値をつけ、価格の見直しや業務改善によって顧客を増やそうとするでしょう。しかし、お寺はいわゆる商売ではありません。教義を越えて新しいご供養を新設するわけにはいきませんし、お布施の減額で檀家数増加を試みるのは本末転倒です。

また新しく家を構えた方が入壇される場合はともかく、すでに菩提寺のある方がほかのお寺に移る時にはよくよく話し合う必要があります。

前述のとおり、家の繋がりを大切にし、先祖代々のお墓を守っていただくのがお寺の基本的な考え方です。競合に勝つ、という考え方をしないのも、お寺が「ビジネス」ではない所以なのです。

やりやすいのは、おみくじやお守りの種類を増やしたり、訪れた方に喜んでいただけるような御朱印帖を用意したり、といったあたりでしょうか。近頃ではポイント制の導入など、新しい試みも始まっていると聞きます。それぞれのお寺で、できる範囲の工夫を重ねているのが現状です。

減少傾向にある檀家さんの数を増やすには、地域全体の人口を増やすしかありません。ほかの地域から移って来た人がそのまま住みつき、家庭を持ち、子供たちがその土地で再び新しい家庭を築く循環を作ることで、檀家数も徐々に増加していきます。

檀家数を増やすことは、地域の家を増やすことなのです。

寺が地域に貢献することの意義

お寺は、地域の中心にもなる場所です。お正月やお祭りには人でにぎわい、困ったことがあれば相談に行き、また子供が遊び、学ぶ場でもありました。現代ではそうしたお寺は少なくなりつつありますが、広い土地や庭、なにより大きなお堂のあるお寺は、人が集まる場所としてうってつけです。

そうした場所には、人の繋がりが生まれます。近所に住む人の顔や生活を知ることは、防犯や災害時の協力にもつながることも知られています。また、子供が安全に遊ぶ場やイベントがあることは、子育てのしやすさにも貢献します。

子供も大人も安心して暮らせる街になれば、そこに住みたいと思う人も増えるはずです。そしてそこで育った子供たちは、自分の子供もそこで育てようと考えます。こうして人が住みつく街には家が増え、お寺が生活の場の一部になれば自然とその役割を伝える機会も増えていきます。

お寺が地域の中心になり、住みよい地域づくりに貢献することは、お寺にとっても大きな意義があることなのです。

それでは、地域の活性化のためにお寺ができることとはどんなことでしょうか。すでに幼稚園や保育園を運営されているお寺では、子供たちの行事を通じて街の人が集まる機会もあるでしょう。お堂を解放して寄席を開いたり、子供食堂を開催したりするお寺もあるようです。

当方のお寺でも、年越し法要の際には甘酒のおふるまいやお菓子付きのくじ引きなどをご用意しています。

現代においては、広い土地があるというだけで貴重な場所です。たんに子供の遊び場として開放するだけでも喜ばれるかもしれません。そのぶん、安全面での配慮やゴミの問題など、お寺にとっては負担も増えます。しかしお寺が積極的に地域に貢献することは、それ以上にメリットのあることです。

地域の活性化は、安定したお寺の運営を支える基盤になるのです。

お寺ができる地域貢献の例

お寺が地域に貢献できることについて、もう少し考えてみましょう。お寺には日々のお勤めがありますから、まずは地域の方の活動をお手伝いするところから始めても良いかと思います。たとえば町内会や地元の趣味の会、学校の部活動などで役に立てることがないかどうか、機会があればぜひ檀家さんに聞いてみてください。

ここでは参考までに、当方や知り合いのお寺が実際に行っている地域の人との活動をご紹介します。

① 座禅会・写経会

地域の方が参加されるイベントとして、比較的取り組みやすいのが座禅会や写経会です。観光地では旅行者が非日常の楽しみとして参加することもあります。やはり一般の方からしても「お寺っぽい」イベントなのでしょう。

近隣に住まわれる地域の方であれば、毎週決まった時間に会を開くことで、お寺に通う習慣を作っていただくことができます。そうなれば自然と会の前後で人が集まりますから、客殿でお茶をお出ししたり、ちょっとお菓子をご用意したりしても良いかもしれません。

以前は夏休みの子供会の活動として、朝のお寺の掃除や座禅会が開催されていたこともありました。最近はそういったことはあまり聞かなくなりましたが、お寺で過ごす時間が生活の中にあるということは、それだけでお寺との距離を縮めてくれます。

座禅や写経はお寺にある道具ででき、仏様の教えそのものに触れていただく機会でもありますから、お寺にとっても大切にしたい活動です。

② 盆踊り

東京では築地本願寺の盆踊りが有名ですが、地域には地域のお祭りがあります。出店が並ぶようなお祭りはなかなか難しいものですが、盆踊りなら、お寺や地域の規模に合わせた楽しみ方ができそうです。

知り合いのお寺では、経営する保育園の園児たちが中心になって毎年お盆祭りを行います。小さな子供たちが一生懸命踊る姿は、見ていて微笑ましいものです。一緒に踊る、というところまではいかないようでしたが、近所の方も大勢集まっていらして、にぎやかな夕べとなりました。

もともと、盆踊りはお盆に帰って来る先祖の霊を供養するためのものです。仏教的な行事のひとつとして数え、お寺がもっと積極的に行っても良いと思うのですが、盆踊りをするお寺はそれほど多くない印象です。当方のお寺でも、ここ10年ほどは盆踊りを行わなくなりました。

その背景には、盆踊りを主催する子供会や町内会などの団体の縮小や運営者の高齢化があります。お寺で盆踊りを行うには場所をご提供するだけでなく、その運営自体も引き受けねばならない時代になりました。

とはいえ老若男女を問わず、さらには生きる者も霊として戻ってきた死者も交えて楽しめる盆踊りは、お寺と地域の繋がりを象徴する行事としてもふさわしいものです。できれば、今後もお寺に残したいイベントだと思います。

③ 季節のイベント

年越し法要や節分会など、お寺では季節ごとに人の集まる行事もたくさんあります。そうした折、お茶やお菓子を用意して、檀家さんとちょっとした談話の席を設けるお寺も多いのではないでしょうか。

当方のお寺では、施餓鬼法要時におふるまいの席を設けます。近隣のお寺では総代さんだけ、というところもあるようですが、幸い手伝ってくださる方がいましたので、当方では法要にいらした方すべてにお声がけをして簡単なお椀をお出ししておりました。

そうした席では僧侶も席に加わり、檀家さんと交流を持ちます。そのまま法要のご相談を受けることもありますが、ご家庭の悩み事などを打ち明けていただくことも多いようです。

「話したことがある」「会ったことがある」の積み重ねが、信頼関係を築くためには重要なことです。それはお寺と檀家さんだけのことではなく、檀家さん同士や近隣の方とのつながりにも言えます。近所の人と座って話ができる機会を増やすことも、お寺ができる地域貢献のひとつです。

新型コロナウイルスの流行により、いまはなかなかおふるまいの機会も減りました。もう少し社会情勢が安定しましたら、また新しい席の形を考えたいと思っています。

④ 団体参拝

こちらは少し大がかりなイベントですが、檀家さんの中で希望者を募り、本山や所縁のあるお寺にお参りをする団体参拝を行うお寺もあります。

泊りがけで遠方を尋ねる団体参拝では、参加者のとりまとめや費用、旅の安全、経路の確認など、さまざまな準備が必要です。自然と、中心になっていただく檀家さんや総代さんたちとの距離は近くなります。

また、何日も一緒に過ごすわけですから、参加された檀家さんたちとゆっくり話す機会ができるのも大きなメリットです。

旅の後も、仕事は続きます。お土産をどう配るか、参加しなかった檀家さんに「次は行きたい」と思ってもらうにはどうしたら良いか、旅の反省点はどこにあるかなど、何度も話し合いを重ねる必要があるでしょう。

そうして少しずつ改良しながら毎年団体参拝を行い、徐々にお寺と檀家さんとで作り上げるイベントになれば、その循環は何年も続く強い絆になっていきます。お寺を通じて檀家さんたちのつながりができれば、地域の活性化にもつなげやすくなります。

手間がかかる分だけ、檀家さんとの強固な繋がりを育てることのできるイベントです。

⑤ お寺のソーシャル・プロジェクト

ソーシャル・プロジェクトに取り組むお寺も増えてきました。寺カフェや宿坊のほか、英語で仏教について学ぶ講座など、お寺の個性を生かしたプロジェクトが展開されているようです。ネット上ではそうしたお寺を集めて紹介しているサイトもあります。

なにかのイベントを開催するとき、告知をどう行うかは難しい課題のひとつです。HPを持っているお寺もそれほど多くありません。しかし若い人を中心にSNSの利用も一般化した現代では、お寺からの情報発信の手段として、ネットの活用も視野に入れなくてはなりません。

いっぽうで、長くお寺を支えて下さっている年配の方の中には、ネットに馴染みのない方も多くいらっしゃいます。寺便りや境内の掲示物なども併用してイベントの告知を行う必要があるでしょう。

こうした告知を含めたイベントの開催には、お寺だけでは時間も労働力も足りないことがあります。そんなときは、檀家さんや地域の人の手も借りるのも有益なことです。そのこと自体がお寺につながる人を増やすことにもなるからです。

特に若い人は、自分たちのアイデアを試す場を探しています。檀家さんのお子さんや近隣の学生さんなどと接する機会があれば、ぜひ声をかけてみてください。そして、どうしたら彼らの希望を叶えることができるか一緒に考えてみてください。

将来的に地域の担い手となる若い人を活動の中心に据えることは、彼らにとってもお寺にとってもメリットの多いことなのです。

お寺は子供からお年寄りまで、すべての年代の人が集まる場所です。まずは社会に貢献したいと考えている人たちと交流を持ち、その意見を取り入れながら活動を行うことで、ほかの世代にもお寺を身近に感じてもらうことができるようになります。

そうして幅広い世代とのつながりを持つことが、地域全体とお寺とをつなげることにもなるのです。

新しい時代のお寺と檀家さんとの付き合い方とは

かつてお寺は人の生活の中にありました。しかし現代では個人と個人の繋がりは独立し、ライフスタイルも変わっています。近隣の人同士の付き合い方もシンプルになっています。子供が減ったことで子供会などのイベントもなくなり、コロナ禍においては交流の形も変化しました。

ネットを介して遠くの人とも容易にコミュニケーションが取れるようになったことは、新しい生活様式の良い側面です。いっぽうで、人と接する機会が減ったことで精神的に負担を感じる人も増えていると聞きます。

そうした時代においてお寺と檀家さんもいままでどおりの付き合い方ができないことは、ある意味で仕方がないことかもしれません。

とはいえ、お寺の役割が終わったとは思いません。人とのつながりが希薄になった時代こそ、心の拠り所としていつでも頼れるお寺があるというのは大きな意味を持つはずです。

そのためには、まずはお寺と檀家さんの関係が良好でなければなりません。

新しい時代にお寺と檀家さんとの付き合い方を考えることは、お寺の存在意義について、改めて考え直すことでもあるのです。

住みよい地域を作ることが、お寺の安定にもつながる

新しい時代のお寺と檀家さんとの付き合い方のポイントは、以下の3つにまとめることができます。

① お寺は「ビジネス」ではないことを、檀家さんに理解してもらう

② 檀家数を増やすためには、その地域に住む人を増やさなくていけない

③ お寺が地域に貢献して住みよい街をつくり、人々とのつながりを強めることが、檀家数を増やすことにつながる

「お葬式まで菩提寺を持たない」というライフスタイルも一般化しているいま、お寺と檀家さんとのかかわり方も変わってきています。お寺を支えていただくためには、まずはその関係が「ビジネス」ではないことを理解していただかなくてはなりません。

地域に貢献し、檀家さん以外も含めて近隣の方に広く親しまれるようになれば、自然とお寺に人が集まります。そうして人が住みよい街になれば、それぞれのお寺とご縁を結ばれる方も増えていくことでしょう。

地域の中心として、人々の憩いの場として、お寺が積極的に街づくりに関わることが、これからのお寺運営を左右することになるのかもしれません。


この記事を書いた人

小春

ライター

プロフィール

仏教系大学を卒業後、関東のお寺に嫁ぎました。夫の留学やわたしの就職を経て、現在は夫と2人の子供とともに主に東京で生活しています。
夫は舅が住職を務める寺に僧侶として在籍し、わたしもお寺の行事で檀家さん向けのイベントなどを任されることがあります。周りのお寺関係者からいろいろ学びながら、少しずつ寺嫁としての研鑽を積んでいるところです。

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